先日、しらす二万匹を訪れた際、最寄り駅の乃木坂駅を出ると至る所に「CLAMP展」の文字が。
な、なんだこれは!!え、もしかしてあのCLAMP!?
と、『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』が大好きだった私の心は大興奮。
お盆の帰省があったので、東京に戻ってきた最初の土日にさっそく行ってみました。
入場まで
国立新美術館に到着したのは、土曜日のお昼。
暑い日にも関わらず多くの方(女性が多かった)が向かっていました。
入口すぐの窓口でチケットを購入。
料金は2,100円。(非常に安い!)
整理券の配布は無かったものの、40分待ちくらいですと教えてもらった直後に「30分に変更になりましたよ!」と嬉しい吉報が。
るんるんで待機列に並ぶも、実際は30分も経たないうちに入ることができました。
感動
入場すると、小学生の時から大好きで、何度も何度も読み返した漫画の原画が目の前に何枚も広がってました。
もう、最高です。
あのきめ細かい繊細な線の美しさを生で見ることができるなんて。。
修正された跡や白インクでの技法など、印刷された漫画では決して見ることができない作者の魂というか熱意みたいなものを感じることができました。
小学生だった頃の私に伝えてあげたいです。いつかその原画を見れる日が来るよって。
恥ずかしながら、CLAMPがグループということは知っていたものの、女性4人組であることやアシスタントを一切入れずに作画されていることをこのCLAPM展で初めて知りました。
そして何より今回の展示会で感じたのが、「未来は変えられる」というメッセージ。
この文字を打ってても涙が流れてくるのですが、
展示会ではCLAMPが伝えたい想いや言葉のパワーをひしひしと感じて、時折涙を堪えながら拝見しました。
今回、心動かされた言葉が2つあって、
一つはカードキャプターさくらの「絶対だいじょうぶだよ」。
この言葉、すっかり忘れていたのですが小さい頃に影響を受けて何度も何度も心の中で唱えてた言葉で、原画を見た時に心の奥に鍵をかけて閉まっていた扉を開け放つような感覚がありました。
自分で自分を包み込んであげるようなあったかい感情があふれ出てきました。
もう一つがホリックの「自分を変えるということは、未来を変えるということよ」というセリフ。
これは、雷に打たれるような感覚が走りました。私はまさに今、この状況下にいて動き出そうとしていると直感的に思いました。この漫画は読んだことがなかったので、時間を見つけて読んでみたいと思います。
小学生という感受性豊かな時に、この素敵な漫画家の作品に出会えたことは、私という人間が形作られる時に非常にプラスの影響を与えてくれていたこと、そして今回この展示会を通して「私はこういう考え方が好き」という大事な軸を思い出させてくれました。
本当に行って良かったと思う展示会でした。
おまけ
途中でシールを1枚引けるのですが、大好きなさくらちゃんの言葉をゲット!
(めちゃ嬉しかった)
帰りのお土産コーナーも悩んだのですがもの凄い人だったので今回は何も買わずに帰路に。
もう一回行ってもいいな~と思うくらい良い時間を過ごせました。
もし少しでもCLAMPの作品が好きな方がいたらぜひ行ってみてほしいです。
あの頃のまっすぐな自分に会える、そんな展示会でした。